マントよさこい衣装

よさこい衣装では、度々マントの製作依頼をいただいております。

マントは面積が広いため、特に昇華転写プリントデザインもセットでご希望されるチーム様が多く、袖や襟でパーツが区切られない仕様になっているので、面積いっぱいに、めいいっぱい拘ったデザインを表現できる最高のアイテムともいえます。

では、昇華転写リバーシブルマントの製作時の注意点はどんな点でしょうか。

次回衣装にマントをお考えのチーム様は是非ご一読ください。


【よさこいマント製作時の注意点】

①生地を軽いものにする

②フレア分量を調整する

③見せたいデザインのプリント箇所を決める

他にもございますが、大きく上げれば以上の3点となります。


①に関しては

マントはご覧のとおり面積が広く、リバーシブルにすると表と裏で2倍生地が必要になりますので重みが増します。

衣装が重くなると、演舞の妨げになったり、途中落下の危険性が増します。

それらを防ぐためにも、そして美しく広がるように薄地の生地をお勧めしております。

ただし、あえて重厚感が欲しいという場合は、通常の厚みで製作しております。


②に関しては

フレア分量に関しては、360度のフレアをいれると、かなりタプタプのマントとなります。

着ぶくれ感も否めませんし、なんといっても折角の素敵な柄が見えなくなります。

長さや生地、デザインに沿って、弊舎ではフレア分量を180度まで調節したものを

製作段階でアドバイスさせていただき進行しております。


③に関しては

見せたいデザインを入れる箇所に関しては、振付が多く関わってきます。

演舞構成に後ろ向きが多い、左廻りで演舞する箇所が多いなど、

マントをひるがえす様をチーム様ではイメージされております。

弊舎では、そのイメージに沿ってプリントデザイン位置を調節しております。


このように、たかどの装舎では、美しく魅せる昇華転写プリントマントの製作を行っております。

生地も地柄に模様のあるものから無地まで、絵柄デザインは限りなく表現が可能です。

フルデザインオーダーも現在はサービスで行っております。

短いものからフルマントまで、ご相談はお気軽にご連絡ください。

演舞画像は『おみが和よさこい会和気藹藹様』衣装です。